外壁塗装の剥離を行ってから
外壁塗装の剥離を行ってから
外壁塗装は耐久性のある塗料を使っても10年たてば劣化してきます。前に塗装した塗料の油膜が粉みたいになって、触れると白い粉が手につくような状態になってきます。劣化した状態では耐久性も落ちているので、外壁を塗り替える前に剥離して下地調整をする必要があります。この作業を丁寧に行わないと、劣化した塗料が残っていますので、その上から塗装しても密着しません。早ければ数ヶ月で剥げてきます。
また前の塗料が残っていると塗装しても色が綺麗に発色しない可能性があります。ですから、古い塗膜をしっかり落とすことが外壁塗装の工程のなかで一番重要です。高圧洗浄機で塗膜を落としますが、雨どいや外壁の構造上使えない場所は手作業で行います。
場合によっては剥離剤も使用します。古い塗料を落としてもしっかり乾燥させなければ塗装できませんので、数日間はかかります。新しい塗料を長持ちさせるには、外壁塗装前に剥離して下地調整を丁寧に行う必要があります。
外壁塗装の工費のズレを無くす見積もり方法
外壁塗装を行う際には、古い塗装をしっかりと剥離することが非常に重要です。古い塗装が付着したままで新たな塗装を行うと塗料ののりが悪い上、古い塗装が含んでいる水分が新たな塗装に対して悪影響を及ぼしてしまうことも少なくないためです。
さらに古い塗装をしっかりと剥離することによって、外壁自体の痛み具合をしっかり確認すると言う意味もあります。家の外壁は基本的には塗装に守られているのでひび割れなどを起こす危険性は低いのですが、万が一ひび割れ等が発生していた場合、その部分から内部に水が侵食し家自体を痛めてしまうことになります。古い塗装を完全にはがさないとそのひび割れが発見できないことも多いため、しっかりと剥離し、必要な補修を施してから新たな塗装をすることが重要です。
外壁塗装を行う際には、一般的には高圧洗浄などを行い古い塗装をしっかりと洗浄することになります。そのため外壁塗装の見積もりを見る際には、古い塗装の剥離を行う高圧洗浄がその作業に含まれているかどうかを確認することが重要です。